『激闘!正義戦隊ジャスティスレンジャー!!』







「台本を読む前に(諸注意)」
この台本を使っての演劇は自由です。
ただし、この劇によって生じた被害の責任は当方にありませんのでご注意を。
被害の具体的な内容は、例えば某団体に訴えられたり、ドスを持った血気盛んなおにーさん達が突っ込んできたり、演劇が途中でジャックされたり、自宅に不幸の手紙が部屋一杯に送られてきたり、謎の外人さんが濃い笑顔で迫ってきたり、突然拉致されてバッタ人間への改造手術を施されたり、正義の味方に一方的に敵視されたり、巨大怪獣に踏み潰されたりとロクなことがありません。
それでも良いというマ……犠牲的精神をお持ちの方はどうぞご自由に。





ナレーター
「宇宙の侵略を企む悪の帝国、ナイトデーモンズ。
 彼らは遠い昔、正義の戦士達によって王を倒され、その野望は潰えたかに見 えた…。
 しかし、悪夢はまだ終わってなどいなかった!
 1万年後、ナイトデーモンズは新しい王を生み出し、力を蓄え始めたのだ!
 その力を蓄えるために、彼らは地球へとやってきた。
 だが、悪の鼓動を感じた正義の戦士たちの魂は、ここ地球にやってきた。
 そして、5人の若者に平和を守るための正義の力を渡したのだ!
 人は彼らをこう呼んでいる、正義戦隊、ジャスティスレンジャー、と…!」



舞台:ジャスティス戦隊秘密基地 会議室

ジャスティスレッド(以下レッド)
「ジャスティスレッド!」
(胸の前で両腕を斜めに交差→左手を添えて右手を空に突き上げる→
 →胸の前で両腕を十字型のように交差する。左手が内側。動作は1秒前後)
ジャスティスブルー(以下ブルー)
「ジャスティスブルー!」
(胸の前で両腕を斜めに交差→左手を添えて右手を空に突き上げる→
 →胸の前で両腕を十字型のように交差する。右手が内側。動作は1秒前後)
ジャスティスイエロ−(以下イエロー)
「ジャスティスイエロー!」
(ブルーと同じポーズを取る)
ジャスティスグリ−ン(以下グリーン)
「ジャスティスグリーン!」
(ブルーと同じポーズを取る)
ジャスティスピンク(以下ピンク)
「ジャスティスピンク!」
(ブルーと同じポーズを取る)

レンジャー全員
「我等、正義戦隊ジャスティスレンジャー!」
(爆発の効果音)

レッド
「さて、確認が済んだところで会議に移ろうか」
ブルー
「その前にレッド、一つ提案が」
レッド
「何だ?」
ブルー
「名乗りは覆面の中身が誰かを確かめるためだとしても、この恥ずかしいポー ズは何だ?」
レッド
「本人確認のための動作式暗号に決まっているだろうが!」
ピンク
「そのわりには毎回敵に向かってやっているような…」
レッド
「いやいや、あれはフェイク!カムフラージュだ!
 良く見れば分かるが、微妙にポーズが違う!」
ブルー
「え、そうなんだ。俺は敵さんと同じポーズをやってた」
グリーン
「私も」
(イエロー,ピンク大きく頷く)
レッド
(数秒間沈黙)「さて、今日の議題だが」
グリーン
「ひょっとして財政難について?」
ブルー
「いやいや、きっと秘密基地の変更だよ」
ピンク
「武器とかの整備問題」
イエロー
「戦闘フォーメーションの考案じゃないか?」
レッド
「いや、それらも問題だが、今回の議題はもっと重要だ。
 ナイトデーモンズの次回出現場所の予測――」
(全員、不服そうに顔を見合わせる)
レッド
「どうした?」
グリーン
「だって、無駄じゃない」
レッド
「無駄とは何だ!街の人達が被害を受ける前に奴らを倒す!
 そのための会議だ!それを無駄だというのか!?」、
イエロー
「だってな、レッド。
 どうせナイトデーモンズはいつも先に回って何度か悪事をした後に、偶然発 見した仲間の連絡で見つけて倒されるじゃないか」
ピンク
「そうそう。それに悪事の防止って言うけど、どうするのよ?
 あいつらは人の姿に変身するし、悪事の内容もそのつど違うし…」
ブルー
「大体、先輩方だって見回りなんかまるで役に立たないって言ってたぞ」
レッド
「いいや、役には立つ!裏をかけばいいんだよ」
グリーン
「裏ぁ?」
レッド
「そうだ、たしかに怪人の発見は難しい。
 しかしだ、毎度毎度どこからか出てきてどこかへ消える黒ずくめの戦闘員!
 あいつらなら、発見することはできるはずだ。
 奴等の居場所の周辺を注意深く観察すれば、怪人は必ず現れる!」
レッドを除く一同
「おぉ〜!」
ピンク
「でもレッド、歴代の先輩達も、交戦するまであいつらの姿を見つけられたこ とは一度もないって…」
レッド
「大丈夫だ、今は幸いにも夏場!」
ブルー
「夏場…そうか!全身タイツを着てたら、暑くて暑くてたまらなくなる!」
グリーン
「しかもあの服を着ているかぎり、目立つところには行けない。
 となれば、探るべき場所は限られる!」
ピンク
「でも…見つけて交戦になったらどうするの?」
イエロー
「そうそう。もしかしたら俺達を誘き寄せる作戦に使うかも…」
レッド
「大丈夫だ。一度交戦さえすれば、負けない限りは親玉が登場する!
 相手も馬鹿じゃないからな、それぐらいの常識は弁えている」
ブルー
「常識を弁えているならあんな格好で行動しないと思うが…」
ピンク
「そもそも、常識人なら悪事だって行わないしね」
レッド
「それを言われると痛いが…。と、ともかく……!?」
(舞台が赤く染まる)
(全員が慌てて辺りを見回し、動揺する)
ピンク
「大変、みんな!ナイトデーモンズが動き始めた!」
レッド
「何!?馬鹿な、まだ5分しか経っていないぞ!」
イエロー
「残りの20分、全部戦闘なの!?」
グリーン
「それとも戦って負けるの?嫌だな、カッコ悪いし」
ブルー
「でも、パワーアップするかもしれないだろ?あとは新必殺技とか」
ピンク
「何でもいいからとにかく早くしないと!カットになっちゃう!」
レッド
「ピンクの言う通りだ…!みんな、急いで行くぞ!」
(全員、急いで退出)



暗幕



ナレーター
「一方その頃、とある公園では、ナイトデーモンズが生贄として地球人を捕獲 していた。
 公園の中央に立っているのは、レンジャーの宿敵、魔界王の側近たるデビル 侯爵!そして、彼の部下であるアクマー将軍であった…!」


舞台:どこかの公園

(人々、逃げ惑う)
(戦闘員、人々を追い掛け回す)
(デビル侯爵,アクマー将軍,舞台の中央で笑いながらその様子を見る)
デビル侯爵
(数秒間沈黙)「愉快だ愉快だ!人間どもの恐怖にひきつる顔はな!」
アクマー将軍
「ええ、その通りですね、デビル侯爵。見てください、あの女。
 醜い顔が、くしゃくしゃになって余計に醜くなっていま」
(発言しきる前に、民間人女、アクマー将軍を全力で引っ叩く)
アクマー将軍
「きさま!人間の分際で!」
(民間人女を片手で捕まえる)
民間人女
「ひっ…!」
(デビル侯爵、片手を突き出しながら静止する)
デビル侯爵
「待てい!アクマー将軍!」
(アクマー将軍、驚いた顔を浮かべる)
アクマー将軍
「何故ですか!デビル侯爵様!人間ごときにかける情けなど…!」
デビル侯爵
「違うのだアクマー将軍。ワシはレンジャーが来たら逃げねばならん。
 しかしワシは、出てきて早々に退出するのは嫌なのだ。
 が、ここでもしその女に手を上げればレンジャーが登場してしまう!」
アクマー将軍
「それは…そうかもしれませんが…しかし、レンジャーごとき侯爵のお力添え があれば、それこそ一瞬で片がつきますぞ!」
(デビル侯爵、怒り狂って地団駄を踏む)
デビル侯爵
「ええい!察せぬか、たわけめ!
 まだ前半にもかかわらず側近であるワシが戦ってどうする!
 しかも部下と一緒だ!
 勝てばワシは視聴者の皆様から一人では何もできない卑怯者呼ばわりされ、
 負ければワシは雑魚その一として忘れ去られてしまうのだぞ!」
アクマー将軍
「あの…侯爵様。何を言っているのかまったく理解できないのですが…」
(デビル侯爵、地面を思いっきり踏みつけて大きな音を出す)
デビル侯爵
「理解できなくとも良い!よいから、その女を逃がしてやれ。
 ワシはもう少し出演して、皆様に顔を覚えてもらいたいのだからな!」
(デビル侯爵、満面の笑顔で客席に手を振ってアピール)
(アクマー将軍、不承不承ながらも頷く)
アクマー将軍
「はっ…」
(民間人女、アクマー将軍のすねを蹴ってから舞台袖に退出)
(アクマー将軍、痛がりながら女の逃げた方向を睨む)
(デビル侯爵、アピールを止めアクマー将軍に真面な顔を向ける)
デビル侯爵
「そう怒るな、アクマー将軍。アレはただの小物だ。放っておけ」
アクマー将軍
「御意」
デビル侯爵
「我等が待つのはジャスティスレンジャーだけだ。
 あやつらが来るのが、楽しみでしかたがないわい…」
アクマー将軍
「ならば、民間人を……」
デビル侯爵
「馬鹿者、これは視聴者の皆様に威厳を見せ付けるための演技だ演技。
 いいから御主は黙って、御主なりのアピールをしておれ!」
(アクマー将軍、アピール…アピール…と呟きながら考え込む)
(デビル侯爵、舞台に向かって大げさな身振りで独り言)
デビル侯爵
「思えば、ここまでは長い道のりであった!
 10000年前に前王を打ち滅ぼした戦士達の魂が、よもや地球の人間ごと きに宿っていたと知った時は驚いたが、今となってはどうでも良いこと!」
(アクマー将軍、ポン、と手を打って手を背後に向ける)
デビル侯爵
「この作戦が成功すれば、我が王の力は飛躍的に高まり、そして我が軍は地球 を征服!邪魔なジャスティスレンジャーどもも一網打尽にしてくれる!」
(連続で爆発音。驚く人々,戦闘員,デビル侯爵。
 落ち着いているアクマー将軍)
デビル侯爵
「な、何事だ!?」
(レンジャー全員、戦闘員に攻撃を仕掛ける。
 その後、舞台手前中央に移動。客席の方を向く)
(攻撃を受けた戦闘員、大きくよろける)
(アクマー将軍、デビル侯爵、レンジャーに向かって構えつつ舞台左に移動)
(人々、舞台袖に退出)
レッド
「ジャスティスレッド!」
(胸の前で両腕を斜めに交差→左手を添えて右手を空に突き上げる→
 →胸の前で両腕を十字型のように交差する。右手が内側。動作は1秒前後)
ブルー
「ジャスティスブルー!」
(レッドと同じポーズを取る)
イエロ−
「ジャスティスイエロー!」
(レッドと同じポーズを取る)
グリ−ン
「ジャスティスグリーン!」
(レッドと同じポーズを取る)
ピンク
「ジャスティスピンク!」
(レッドと同じポーズを取る)

レンジャー全員
「我等、正義戦隊ジャスティスレンジャー!」
(爆発の効果音)

(戦闘員、デビル侯爵,アクマー将軍の近くに構えながら移動)
デビル侯爵
「ジャスティスレンジャー!今の攻撃はお前たちの仕業か!
 なんて非常識な奴等だ!自分の出るタイミングくらい把握したらどうだ!」
(レンジャー全員、デビル侯爵,アクマー将軍に向かって構える)
アクマー将軍
「いえ、侯爵様。今の攻撃は自分が」
デビル侯爵
「何!?何故、そんな真似をした!
 おかげで十分なアピールもできないままに出てきてしまったではないか!」
アクマー将軍
「いえ、侯爵様が『自分なりのアピールをせよ』と仰ったので。
 自分なりのアピールをしてみたのですが…」
デビル侯爵
「馬鹿者!」
(デビル侯爵、アクマー将軍の頭を叩く)
デビル侯爵
「えぇい…このままでは退出できぬわ……!」
レッド
「卑怯だぞ、デビル侯爵!まだ前半だというのに戦うつもりか!」
イエロー
「常識の欠片もない奴だな!」
ピンク
「いや、もともとないと思うけど…」
デビル侯爵
「たわけ!誰が戦うか!
 こうなったら、後ろからニヤニヤ笑いながら観戦してやる!
 で、終わったら捨て台詞を残して逃げる!」
グリーン
「いいね、それ。デビル侯爵、グッドアイディア!」
ブルー
「しかし、捨て台詞なんて用意しているのか?」
デビル侯爵
「それはこれから考える!ともかくお前達も戦え!行けい!戦闘員たちよ!」
(デビル侯爵、舞台中央奥に移動)
戦闘員全員
「キーッ!」
(戦闘員、奇声を上げながらレンジャーに突っ込んでいく)
(アクマー将軍、剣を抜く)
(舞台中央を中心に、手前部分でレンジャー,戦闘員が交戦。
 格闘戦のみ。レンジャーが圧倒)
デビル侯爵
「馬鹿者!」
(デビル侯爵、アクマー将軍の側まで怒ったように歩いて行き、頭を叩く)
(レンジャー,戦闘員,交戦を中断して二人に注目)
アクマー将軍
「何をしなさるのです!侯爵様!」
デビル侯爵
「戦闘員の出番を奪う気か、貴様!いいから大人しく見ておれい!」
アクマー将軍
「はぁ…」
(デビル侯爵,先程と同じ位置に移動)
デビル侯爵
「何をしておる!レンジャーを倒さんか!!」
戦闘員全員
「キーッ!」
(戦闘再開。先程と同じ)
(アクマー将軍、10数秒間じっと耐えた後、懐から機械を取り出す)
(デビル侯爵、アクマー将軍が取り出した機械を見て驚きの形相。
 走ってアクマー将軍の元に向かい、二発叩く)
アクマー将軍
「何をなされますか、侯爵様!」
デビル侯爵
「アクマー将軍!今、何をしていた!?」
アクマー将軍
「はっ。悪魔機械を呼んで、一気に片をつけようかと…」
デビル侯爵
「(わなわなと震えながら)もういい!お前はさっさと魔界へ帰れ!」
アクマー将軍
「しかし、侯爵様…!」
デビル侯爵
「くどい!勉強をして、一から出直して来い!」
(デビル侯爵、右側舞台袖を指す)
アクマー将軍
「は、はい!」
(アクマー将軍、慌てたように退出)
デビル侯爵
「まったく…失礼なヤツだ。すまんな、こちらの教育不足だった」
レッド
「まったくだ。ちゃんと教育してくれなきゃ困るよ」
(他全員、大きく何度も頷く)
デビル侯爵
「で、だ。放送時間も残り少なくなってきた。
 そこで提案なのだが、一度戦闘員を引っ込めて、私が攻撃を繰り出す。
 大きなダメージを受けるものの必殺技を私に打ち込んで反撃、私は捨て台詞 を残して立ち去る。というのはどうだろうか」
レッド
「…俺はいいけど、どうだ?みんな」
(レッドを除くレンジャー全員、同時にオッケーサインを出す)
レッド
「いいってさ」
デビル侯爵
「よし、それでは……。
 ええい!戦闘員どもめ、どけ!私が見本を見せてやる!」
(戦闘員、舞台右奥に素早く移動)
(移動直後、雷の効果音。舞台、白く光らせる)
レンジャー全員
「わああああああああっ!」
デビル侯爵
「ふははははは!どうした!?所詮はその程度か!」
ブルー
「くそ…」
ピンク
「みんな、諦めちゃ駄目!」
イエロー
「そうだ、俺達の意地を見せてやろうぜ!」
グリーン
「レッド、あれを…!」
レッド
「分かった!みんな、フォーメーションEX!」
(レンジャー全員、デビル侯爵を囲む)
(デビル侯爵、動揺したようにレンジャーを見回す)
レッド
「いくぞ!」
(レッド、デビル侯爵に脚払いを仕掛ける)
(デビル侯爵、仰向けに転ぶ)
レンジャー全員
「必殺!ジャッジメントストーム!」
(うずくまるデビル侯爵に、蹴る、殴るの暴行)
(頭を手で防御しつつ、苦しむデビル侯爵)
デビル侯爵
「ぐほ!がほ!げほ!」
ブルー
「おらおら!」
イエロー
「しぶといんだよ!」
グリーン
「てりゃ!てりゃ!」
ピンク
「くたばりやがれ!」
レッド
「地獄に落ちな!」
(デビル侯爵、頭を庇いながら立ち上がり、必死に舞台右まで移動)
(レンジャーは移動しないで、できるかぎり攻撃を続ける)
デビル侯爵
「……あの、一つ聞いていいですか?」
レッド
「時間も残り少ないから手短にな」
デビル侯爵
「どうしてまた、ビームとか合体攻撃じゃなくって、リンチみたいな攻撃を仕 掛けるんですか?」
イエロー
「お望みなら、フォーメーションZ『ドラム缶火炎地獄』でもいいぞ?」
デビル侯爵
「いえ、いいです。
 …さて、それじゃあそろそろお開きにしますか?」
ピンク
「そうね。時間ももうあまりないし」
グリーン
「最後にビシッと決めてよね!」
デビル侯爵
「では…。おっほん。
 ……クックックックック…いいだろう。今日のところは引き下がってやる。
 だが、その程度の力では、ワシを傷つけることすらままならんぞ…?
 次に会う日まで、せいぜい命を大切に取っておくのだな」
(デビル侯爵、高笑いしながら舞台右より退出。戦闘員、その後に続く)
(レンジャー、完全に退出してから舞台中央手前に集合)
レッド
「この世に悪がある限り!」
(胸の前で両腕を斜めに交差→左手を添えて右手を空に突き上げる→
 →胸の前で両腕を十字型のように交差する。左手が内側。動作は1秒前後
ブルー
「この世に悲しみがある限り!」
(レッドと同じポーズを取る)
イエロー
「我らの戦いは終わらない!」
(レッドと同じポーズを取る)
グリーン
「我が心に正義あり!」
(レッドと同じポーズを取る)
ピンク
「我等が心に絆あり!」
(レッドと同じポーズを取る)

レンジャー全員
「我等、正義戦隊ジャスティスレンジャー!」
(爆発の効果音)



閉幕。



(レンジャー、観客席に向かって手を振る)
(デビル侯爵、舞台袖より出てきて大きく手を振る)
(戦闘員、ジャンプしながら手を振る)
(アクマー将軍、右袖より出てきてデビル侯爵の腕を右袖方向に引っ張る)
(人々、舞台右左を行ったり来たりする)





終了








「正義」

大アルカナの十一。
正位置では正義,均衡,名誉,正当性,正しい判断を暗示。
逆位置では別離,不正,悪徳,失礼,モラルの欠如を暗示。