第3章 ココロとカラダ 〜サマルトリア地方〜


フォズの台詞は、それ以外のキャラの台詞は黒で表示してあります。
選択肢に関することは
、他の状況に関する説明は
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ここに至るまでのあらすじ
フォズ登場前・ベースキャンプ
サマルトリア南西・光る渦の中で
自己紹介




世界にたった一つだけの島。
エスタード島にキーファ・グランという名の一人の少年がいた。
彼はその島を治めるグランエスタード家の王子であったが、
彼は城にいるよりも外の世界へ飛び出すことを望む毎日だった。


ある日、そんな彼の元に幻魔王マガルギを名乗る存在の声が届く。
「その機会を与えてやろう」・・・マガルギはキーファに向かってそう言った。
直後突然自分の部屋の中に現れた渦を見つけ、彼はその中に飛び込んでいく
辿り着いた先は、グランエスタード城ではない、
そもそもエスタードという島すら存在しない、全く別の世界。

そこで病気になった両親を助けたいと願う少年ルインと出会い、彼が指揮していた
キャラバン隊の新しいリーダーとして一緒に冒険をすることになったキーファは
どんな願いも叶えてくれるという『ロトのオーブ』の存在を知り、
そしてそのオーブはこの世界のどこかにいる幻魔が持っているという。

食糧難と襲いかかる魔物に苦労しながら、それでも仲間を集めて
ようやくローレシアという名の城で一つ目のオーブを手に入れたキーファは、
さらなるオーブと新天地を求めて遠い国々に向けて旅立ってゆく。


そんな旅の道中、リリザという町でキーファはモンスター博士と称する人物に出会う。
彼はギャバンの知り合いで、魔物の心について研究をしていた。
その研究によれば魔物の心と心を組み合わせていくことで、
モンスターたちに新たな成長と変化を促すことができるのだという。
それが出来ればより強い力を仲間のモンスターに与えることが出来るはず。
・・・しかし博士には魔物から心を得る手段はあっても、
それを役立てる技術までは持ち合わせていなかった。


舞台は移り、旅する場所はローレシアからサマルトリアへ。
そこでキーファ率いるキャラバン隊が出会った者は・・・




フォズ登場前・キャラバンベースキャンプ内
リリザの町で出会ったモンスター博士がキャンプにやってくる。

博士
「ふうふう。やっと追いついたである。ギャバンよ 元気そうであるな」

ギャバン「おお やはり 来おったな。おぬしなら 来ると おもっておったよ」

博士「そうであるか。このお子たちと 会ったあと ワシは かんがえたのである。
    旅をしていれば これからも おおくの いろいろな まものと 出会うであろう。
    まものの心も かずおおく ゲット できるに ちがいないのである。
    ならば リリザで まつよりも いっしょに ついていったほうが 研究も しやすい・・・
    そういうわけなので これからは ここに やっかいに なることに したのである。

ギャバン「こヤツが いれば まものの ちしきを
      いやでも きかせて くれるじゃろうな。
      キーファは どうじゃ? こヤツを ここにおいて よいかのう?」→(はい/いいえ)

   (いいえ)ギャバン「・・・やはりのう。こんな あやしいヤツは
               おいておけんと いうわけじゃな うーむ」
        
         博士「あやしいとは 心外である! ワシの
            まものの ちしきは 役に立つのである!!」

            「まものと たたかい ガードモンスターを そだてる上で
             ワシほど 役に立つ者はない!
             ワシを ここに おくのである!
             ぜったいに こうかいは させないのである!」→(はい/いいえ)

(はい)
博士「おお! キーファと いったであるか?
    はなしが わかる ナイスな お子であるな」

ギャバン「うむ。では これから ここで こヤツとともに るす番でも するかの」

博士「むう・・・ワシは たたかいは できんから しかたないであるな。
   ほんとうなら ばしゃに のって じかに まものを みつめたいのであるが。
   とにかく これから よろしく たのむである」


博士「そうそう これからは ワシのことは モンスターはかせと 呼ぶように。
    長くて 呼びづらいのであれば はかせ・・・でも よいであるからな!
    ところで まものの心は あつまって おるのであるか?」→(はい/いいえ)

   (はい)「おお そうであるか!
        ワシの まものの研究が カンセイすれば・・・
        きっと その まものの心が 役に立ちまくるに ちがいないのである!
        しっかりと あつめて おくのである」

   (いいえ)「そうであるか・・・。そう カンタンには
         まものも 心をひらかないのであるな。
         しかし ワシの まものの研究が カンセイした あかつきには・・・
         きっと その まものの心が 役に立ちまくるに ちがいないのである!
         しっかりと あつめて おくのである」



占い師リーラの占い
  「・・・さがしもののキーワード。
   ふるびた ほこらの 光のうずの中・・・
   ・・・おとなでも 子どもでもない ナゾの少女が チカラを くれる・・・

   ・・・こんなところかしら。ふしぎな少女の すがたが 見えたわ・・・」



サマルトリア南西・古びた祠の中で

ルイン
「んっ なんだろ あの光のうず。
     この地方に来るときに ボクたちが はいった 光のうずに にてるね。

     ・・・あれ なんだろう。なにかが 出てきたみたいだよっ」

(光が収まり渦が消え、中から一人の少女が現れる)


*「ここは どこでしょう・・・。
   ・・・たしか こえがして 光のうずに。
   ・・・それから 目のまえが まっ白になって・・・。」


ルイン「あのう・・・」

*「きゃっ!」(声に驚いて飛び跳ねる)


ルイン「あっ ビックリさせて ごめんなさい」

*「いえ いいのです。それよりも ここは 
  なんという ところでしょうか?」


ルイン「えっと サマルトリア地方・・・で いいのかな」

*「・・・知らない名前です。
  もしや ここは いや それは・・・。
  ところで あなたがたは なぜ ここに?
  旅のかたたち なのですか?」



ルイン「ボクたちは ロトのオーブをさがして キャラバンで 旅をしているんだ」

*「ロトのオーブ・・・たしか ユメでみたのも
  そのような なまえ だった・・・。
  よろしければ 私も ごいっしょさせて 
  いただけませんか?」


ルイン「そうだね。このまま ここにいたら あぶないかも しれないし」

*「私は フォズという者です。
  どうか つれていってください。」


ルイン「いいよね キーファ兄ちゃん?」→(はい/いいえ)
 
     (いいえ)ルイン「女の子を こんなところに ひとりで おいていけないよ!
               いっしょに つれていこうよ。キーファ兄ちゃん!!」

(はい)
フォズ「ありがとうございます。
    お役には 立てないかもしれませんが・・・。」


ルイン「キーファ兄ちゃん いったん キャンプへ もどったほうが いいと おもうんだ」

フォズ「それでは 私は おふたりのあとに 
    ついていけば よろしいのですね?」


ルイン「うん。それじゃ キャンプへもどるよ キーファ兄ちゃん」 



自己紹介・キャラバンの一員として

フォズ「しばらく ごやっかいに なります。
    フォズと もうします。」


ギャバン
「気にせんで よいぞい。ひとりくらい ふえても 平気じゃ」


フォズ「私は ダーマという しんでんで 
    神官を やっておりました。」


ルイン「へえ じゃあ かいふく魔法とか つかえたりするのかな?」

フォズ「いえ 私は もっぱら てんしょく
    ・・・というものについて しゅぎょうを。
    まだまだ しゅぎょうが たりず 
    てんしょく させるチカラは ないのですが。」


博士「てんしょくか・・・その はなし ちと きょうみが あるであるな」


ギャバン「フォズも つかれているようじゃ。はなしは あとにして 休んだほうがいい」

博士「むう ならば 明日のあさにでも はなしを きかせてもらうとしよう」

ルイン「ボクたちも 今日は 休もうか。キーファ兄ちゃん。
     あっ ボクは ちょっと ばしゃの ようすを みてくるよ」
                            →ルイン、テントから出ていく


博士「てんしょく・・・人のしごとを かえるという チカラのことで あるな。
    そのチカラ もしかすると ワシの研究に つかえるかも しれないのである」

ギャバン「キーファも このところ ずっと
      旅のしどおしで つかれたのでは ないのかね。
      たまには ゆっくり 休むのも よいと おもうぞい」


フォズ「キーファ ちょっと みみを
    かしてください。」


  フォズは キーファの みみもとで 
  だれにも きかれないように ささやいた。


フォズ「もしや キーファは この世界とは 
    べつの 世界から 来たのではないですか?」

                              →(はい/いいえ)

    (いいえ)フォズ「そうですか・・・。あなたからは なにか
              とくべつなものを かんじたのですが。
              私の おもいすごし だったようです。
              今のことは わすれてください。」

                             ↓
 (もう一度話しかける)
         フォズ「キーファ もういちど おききしますが・・・。」
(以降上の質問と同じ)

(はい)
フォズ「やはり・・・。私も あなたと おなじく
    べつの世界の者です。
    げんまの王と 名のる者が とつぜん
    あらわれて こういったのです。

       おまえのチカラを もとめる者がいる。
       おまえが 行かなければ その者たちは・・・


    そこから 先は ききとれませんでしたが
    目のまえに 光のうずが あらわれたのです。
    私は いてもたっても いられなくて 
    あとさき かんがえずに とびこみました。
    そして あなたの目のまえに
    あらわれた・・・というわけです。

    きっと 私には この世界で
    なすべきことが あるのでしょう。
    私は しゅぎょうのつもりで
    しばらく ここに とどまるつもりです。」


フォズ「あとあと もとの世界へもどる
    方法も かんがえなければ なりませんが・・・。
    今は この地で なすべきことを
    さがしてみようと おもいます。」




  ※翌日、転身が可能になるイベント発生→その時の話は「はじめての転身」のページ

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