ダーマ神殿(after1) 〜神殿奪回直後〜


アルスの行動・選択肢は
ライトグリーン、ガボの台詞は、マリベルは
メルビン・アイラ
茶色で表記されています。
また場所・状況に関する説明は


なお、クリア後の様子には「直後」「しばらく経ってから」の2パターンあって
便宜上「直後」を(A1)「しばらく経ってから」を(A2)と表記します。
どの時期から切り替わるのかは未確認ですが
遅くとも「リートルード」をクリアした段階で変化済み。
したがってメルビン・アイラが仲間になる頃には既に時間経過後(A2)ということになりますね。



旅の宿(A1・A2共通)
ふきだまりの町(A1・A2共通)
山肌の集落



旅の宿(A1・A2共通
※なお、カジノを除けばA1当時のマリベル・ガボの台詞はA2の時点で見ることはできない

メルビン(A2)「わしが 封印される前は この建物は 寺院でござったよ。
     しかし それが今では 宿屋になっていようとは・・・」


ガボ(A2)「なんか ガヤガヤしてんな。客が いっぱい来てるのかな?」

マリベル(A2)「ほかに宿がないんじゃ
         どんなに サービスが悪くても ここに泊まるしかないわね」


老婆「さいきん きゅうに客が ふえてきてのう。おかげで おおいそがしじゃ。
   やっぱり ダーマからの 帰りの客が こぞって 宿を とっていくからかのう」



(宿の中)

兵士「こんな シケたところに たってる宿だけど
   これでも はんじょう してるんだぜ。
   ちかくにダーマ神殿が あるおかげで 世界じゅうから 客が 集まってくるんだ」

貴婦人「フン しょせん転職なんか しょみんの おあそびでしょ。
     せっせと 修行して せいぜい あたらしい特技や 呪文を おぼえるがいいわ。
     べ 別に うらやましくて ひがんでるわけでは なくってよ」

   マリベル「絶対 ひがんでるよね。
         何か 転職したくてもできない 事情でも あるのかしら?」



若い男「いま ここでは ダーマ神殿のウワサで もちきりなんです。
     聞くところによると 魔物が ダーマの神官に ばけていたそうですよ。
     いやはや 魔物のなかにも なかなか頭のいいヤツが いるもの なんですねえ」

商人「神殿を 支配していた魔物は
   人間のチカラを うばう 能力が あったそうですね」

若い僧侶「ニセの大神官に だまされると
      呪文や特技が まったく つかえなくなるそうな」

   マリベル「今回の ぼうけんの旅は
         これまでの あたしの人生で 最悪の出来事だったわ」


   ガボ「人間から ちびっとずつ チカラを うばうなんて
      思えば セコイ魔物だったよな」




(酒場)

戦士「あいかわらず この宿は こんざつ しているな」

   マリベル「初めて来たときは ガラガラだったのに
         どうして いきなり はんじょうしてるの?」


   ガボ「ちょっとばかし 客が 多すぎるんじゃないのか」

   メルビン(A2)「わしは ここが 寺院だったときのことしか
            きおくに ないでござるよ」


   マリベル(A2)「うわっ!人が いっぱいじゃない。
            お客が ふえたのも ダーマを 魔物から解放した
            あたしたちの おかげよね」



バニー「ダーマ神殿が 魔物から かいほうされた とたんに はんじょうしてきたの」

バーテン「神殿をのっとった 魔物の親玉を たおしたのは
      無名の ぼうけん者だそうです。
      どんな 人たちなんだろう?
      いち度でいいから 会って 話をしてみたい ものですねぇ」

   マリベル「き〜っ くやしい。
         ダーマを復活させたのは あたしたちなのに
         ちーっとも 名前が知れわたってないのね」



武闘家「うむ やはりオレの予想どおり
     ダーマ神殿に よからぬことが おこっていたか・・・。
     コトが はっきりするまで しんぼう強く 待ちつづけて 正解だったぜ」

あらくれ「あぶなかったよなぁ。
     あと少し はやく ダーマへ 旅立っていたら・・・。
     オレも かくじつに ニセ大神官の ワナに はまっていただろうよ」

踊り子「こんどこそ 僧侶とか 商人みたいな カタギの職に ついてみせるわ!
    とか言いながら 私ってば
    毎回 あそび人とか バニーに 転職しちゃうのよね」


老人「やれやれ・・・いきなり客が ふえたもんで
    きゅうに さわがしく なりおったわい」

楽士「ダーマ神殿が 魔物に あらわれて
   大変なことに なっていると聞いたんです。
   詩のネタになると思い 急ぎ かけつけたのですが
   ひと足 おそかったようですね」

魔導師「あんまり いごこちが いいせいか ついつい 長居してしまいました。
     よし 決めたぞ!あと もう一泊してから ダーマへ旅立とう」



(カジノ)

バニー「井戸の中に こんな場所があるって おどろかなかった?
     ここは ダーマ神殿へ向かう 旅人たちのための カジノよ。
     思いっきり 楽しんでってね」


バニー「ダーマ神殿は 魔物の手から 解放されたけど
    結局 お客さん ふえないのよ。
    やっぱり ここのカジノって ミリョクないのかしら?」

   ガボ「オイラは ここ すっごく おもしろそうに 見えるけどな」

   マリベル「そう言われて見ると たしかに パッとしない感じよね」

   メルビン(A2)「わしにとっては バニーちゃんが いるだけで
            じゅうぶん ミリョク的でござるよ」


バーテン「なんと ダーマ神殿は ずっと 魔物に支配されていたそうですね。
      ダーマが 解放された今
      昔みたいに このカジノも にぎわってくれれば いいんですが」


戦士「う〜む。剣を使ってでの 戦いなら 負けはしないのだが・・・。
   カジノでの勝負は なかなか 思うようにはいかないな」

   マリベル「あの人 運も 実力のうちって 言葉を 知らないのかしら?」

   メルビン(A2)「まあ たしかに 本物の戦いのようには いかんが
            そこが おもしろいんでござるよ」



踊り子「スロットマシンで コイン全部 つかっちゃったわ。
    ・・・どこかに 1枚くらい コイン 落ちてないかしら?」

   マリベル「・・・みみっちいわね」


若い女性「ホントは ダーマ神殿で 転職するために ここまで 来たんだけど・・・。
      すっかり カジノにハマっちゃって やめられないのよね〜」

   ガボ「カジノって 怖え〜んだな」

   マリベル「アルスも 道を ふみはずさないように 気をつけなさいよ」


あらくれ「こんな所で いつまでも たむろってるヤツは あれだな。
     転職しようと思って ここまで 来たのはいいが
     いざとなると 迷っちまってるんだろうな。
     ま オレも 人のことは 言えないんだけどよ・・・」

   マリベル「転職って そんな たいしたことかしら?
         あたしだったら バンバン 転職していきたいけどね」


   メルビン(A2)「せっかく ここまで来たのに 転職しないとは
            なんとも もったいないでござるな」





ふきだまりの町(A1・A2共通
※なお、A1当時のマリベル・ガボの台詞はA2の時点で見ることはできない

若い男「おい 聞いたか?
     ダーマ神殿が 魔物の手から 解放されたんだってな。
     でも そのおかげで
     この町は 日に日に ひとが へってくよ・・・」

   ガボ「みんな 自分の家に 帰っていったんだな」

   マリベル「人が いなくなるのも 無理ないわね。
         みんな好きで ここに住んでたわけじゃないものね」


   ガボ(A2)「うーん ここでも いろんなことが あったよなぁ。
          ほとんど 忘れたけど・・・」


   マリベル(A2)「ここから 人がいなくなるは 初めから わかっていたことよ。
            みんな 好きこのんで この町に 住んでたわけじゃないしね」


   アイラ(A2)「わたしが かつて見てきた
           ほろびを目前にした 町や村の ふんいきを 感じるわね」



あらくれ「魔物の 支配から 自由になったとはいえ 町の外は 魔物だらけだ。
      歩いて 神殿まで行くのは さすがに しんどいぜ」

囚人服の男「うばわれた チカラってのは どこかで 取り戻せるって 話じゃねえか。
        でも めんどくせえな。
        オレは もうしばらく ここで グウタラしてよっと」

踊り子「魔物が 来なくなってからよ。魂の剣が 使えなくなったのは。
     それ以来 魂くだきも ぱたりと途絶えたわ。
     だから もう夜だって恐くない」

バニー「ここには いぜん ネリスとザジっていう 仲のいい 姉弟が住んでいたの。
     あのふたり・・・まだ生きているのかしら。
     元気でやってると いいけど」


バーテン「町から ひとが去っていくと しぜんと お客も へります。
      私も いつまで ここで 商売をしていられる ことやら」

酒場の兵士「ニセの大神官を 倒したのは
        ただの旅人だという ウワサだが ホントなのかな?」

   マリベル「なっとくできないわ。
         どうして あたしたちの名前が 広まっていないのよっ!」



シスター「どれだけ人が 去っていこうとも
      神父さまは 最後まで この町に 残ると おっしゃっています。
      けれど 今では 教会を おとずれる人なんて
      ひとりも いないんです・・・」

貧乏人「家賃を とりたてるヤツも もう いねえ。
     タダで 住めるってのは いいもんだ。
     ういた お金で パンツを もう一枚・・・買えると いいんだけどな」

楽士「ひとりでは 町のそとへ出るのは 心ぼそいので
   仲間を つのることにしたんです。
   でも みんな 冷たいんだ。
   歌うしか のうのないヤツは 足手まといになるって・・・ううっ」

魔導師「この町は ちかい将来 なくなる運命にあるだろう。
     そして 魂の剣と それにまつわる話も
     いずれ 忘れ去られていくのじゃろうて」


メイド「あー ひまだわ。この店 今がヤメどきかしらね」

地下酒場のバーテン「あの神官の カッコしたオヤジ こまるよなー。
              もう だいぶ ツケが たまってるんですよ。
              もし かれが本当に神官なら
              ダーマ神殿に たっぷり 酒代を せいきゅうしたいよ」

ダーマの神官「神殿にもどれば わしが ダーマの神官であると しょうめい できるぞ。
         でも いまさらだよな。むなしいだけじゃわい・・・」



(スイフーの屋敷)

バニー「あーん もう! ゴハン まだー?
     いけない 忘れてた。メイドも使用人も みーんな やめちゃったんだっけ」


スイフー「オレは この町が好きだ。
      なのに どこの誰だか知らねえが よけいなコトを してくれたぜ。
      魔物どもが ここを 支配していたからこそ
      オレは 1番で いられたってのによ。
      けど もう終わりだ。
      オレは この町とともに ほろびるだろうよ」

   マリベル「今のスイフーは さしずめ 砂の城の王さまってところかしら」

   ガボ「スイフーは この町の 町長になればいいと思うぞ」

   メルビン(A2)「いい若いもんに ほろびと 運命を 共にするなどとは
            言ってほしくないでござるよ」


   マリベル(A2)「あれほど わが世の春を ほこっていたスイフーも
            今じゃ みじめな 砂の城の王さまね」


   ガボ(A2)「まだ 聞いてなかったけど
          スイフーは なにに転職しに ダーマへ 来たんだろうな?」





山肌の集落

墓場にいる女神官「いま 死んだ友人と
            最後の お別れを していたところです。
            歩けば ここには来れるけど
            私は もう2度と ここに 来るつもりはないから・・・」

   ガボ「ここから 神官たちが いなくなったら
      この村は ほろびるんじゃねえのか」


   マリベル「神官たちが 無事に ダーマへ戻れるのも
         あたしたちが 大かつやくしたからなのよ。
         みんな そこんとこを ちゃんと 分かってるのかしらね」



神官「もうすぐ この集落とも おさらばですよ。
   なんたって ダーマ神殿が ついに われわれの手に もどったんですからね」

神官「いそがしい いそがしい。でも がんばるぞー。
   この引っこしが すめば 住みなれたダーマ神殿に 戻ることが できるんだ」

女神官「ごぞんじですか?
     魔物の親玉を やっつけたのは 見知らぬ 旅人なんですって。
     そして その旅人は ホウビも うけ取らずに さっていった・・・。
     あー なんてステキな話なんでしょう」

親衛隊「オレは 大神官を守護する 魔法戦士なんだぞ。
     なのに何で 神官どもの にもつ運びなんか しなくちゃならないんだ!」


親衛隊「ニセの大神官を みずからの手で たおすために
     フォズ大神官は ここを出てゆかれた。
     生きて勝利を おさめることが できたから よかったものを・・・。
     万がいちのことを 考えれば
     やはり あのとき お止めすべき だったかも しれませんな」

   マリベル「うーん フォズ大神官って かなり 子供ばなれしてるよね。
         見かけは あたしたちより ずっと子供なのにさ」



女神官「ウワサでは 神官長は 魔物に 食べられてしまったとか・・・。
     それはともかく フォズ大神官は
     つぎの神官長に いったい だれを 指名なさるのかしら?」


あらくれ「こんちくしょう。またしても 薬草ぎれだ。
     薬草が なくなるたんびに 行きつ もどりつじゃあ
     ちっとも 先へ進めねえ」

武闘家「魔法を使えるヤツさえいれば
     こんな いらん苦労は しなくても よかったのに。
     よそう ないモノねだりは。
     オレたち 今ちょっと くじけてるんだよね・・・」

兵士「なんとか ふもとの町から ここまで来れたが
   この先も かなり長いんだろうな。
   あーあ。ダーマ神殿まで 飛んでいけたら ラクなのになあ」
 
   ガボ「チカラを 取り戻すまでは たいへんだったよな」

   マリベル「ニセの大神官のせいで
         ふつうなら しなくてもいい苦労を さんざん させられたよね」



若い男「神官たちが いなくなったら ここを 私の家にしようと思う。
     だれにもモンクは 言わせないぞ」

神官「手当てのかいがあって
    なんと 魂を くだかれた人が元気になったんです!
    希望が わいてきましたよ。
    ここにいる 寝たきりの人たちを かならず 全員なおしてみせるぞ」

学者「まるで 長いあいだ 悪い夢を みていたかのようだ。
   魂をくだかれる 直前のことまでは おぼえているのだが・・・」


囚人服の男「あの チビの大神官ときたら
        自分の意見を ぜったいに曲げない かなりの ガンコ者らしいぜ。
        しかし 子供のくせに
        まわりにいる おとなを相手に よく やってるよな。
        じつは 見てくれは子供だけど
        ホントは 百才を とうに過ぎた ババアなんじゃねえのか」


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