ダーマ神殿・その4 〜『魂砕き』の夜〜


アルスの行動・選択肢はライトグリーン、ガボの台詞は、マリベルは
その他仲間キャラは
茶色で表記されています。また場所・状況に関する説明は

いさかい
魂砕きの夜
一夜明けて


いさかい

(フーラルに置き去りにされた挙句に魔物に叩きのめされたアルス、再びネリスの家へ)

ネリス「あっ みなさん もう起きても 平気なんですか?
    みなさんが 大ケガをして 町に戻ってきたと
    神父さまから 聞いたときは びっくりしました。
    せめて 元気になるまで 家で休んでもらおうと思い
    ここに おつれしたんです。
    もう夜も おそいので どうぞ 今日は このまま家に 泊まっていってください」

(ネリス、部屋を出る)


ガボ「ごろつきしか いない町にも
   ネリスみたいに 親切で やさしいヤツはいるんだなあ」


マリベル「人間不信になりそう・・・」

マリベル「むかつく むかつくっ!
      あたしたちは フーラルに いいように利用されたんだわ。
      今度 アイツに会ったら あたしが いいと言うまで
      アルスが アイツを痛め付けてよね」



(隣の部屋へ)

ザジ「姉さん 話があるんだけど ちょっといいかな?」

ネリス「なによ もったいぶって。ここで話せばいいじゃない」

ザジ「だ だめだよ。あの人たちが いるから・・・」

ネリス「もう しょうのない子ね。
    みなさん ごめんなさい。
    すこしの間 家をあけるので ルス番を お願いいたします」

(ネリスとザジ、家を出る)


ガボ「なんで出てったのかな。
   聞かれると はずかしい話でも するつもりなのか?」


マリベル「あたしに 話なんかしてる 場合じゃないでしょーが。
      ほらっ ネリスとザジを追うわよ」




(家の外)

ザジ「薬を手に入れることくらい ボクにだって できるんだ。
   だから もう あの男に 色目をつかうのは やめてよ」

ネリス「なにを言うのよ!私がいつ そんなことを したっていうの。
    ザジは かんちがいしてるわ。
    カシムは優しいから 私たちに 親切にしてくれているのよ」

ザジ「あのキザ男が 優しいのは 姉さんに下心があるからだよ」

ネリス「し、下心だなんて・・・
    あの人のことを そんなふうに 安っぽく言わないでちょうだい!」

ザジ「なんでだよ・・・なんで あの男を かばうんだ。
   今まで ずっと 姉さんとボクと
   ふたりだけで 誰にも頼らず 生きてきたじゃないかっ!」

ネリス「ザジ!」


(ザジ、どこかへ走り去る。ネリス、その後を追う)


ガボ「やっぱ ほっとけないよ。 ふたりを追いかけようぜ」

マリベル「こまっちゃうな またしても あたしの予想は ズバリ的中ね。
      アルスは 何のことか分かる?」
(はい/いいえ)

   (はい)「うふふ ほめてあげるわ。あんたにしては さえてるわね。
        やっぱり ザジってさ
        姉さん ボクを置いていかないでくれ ていうタイプだったようね」


   (いいえ)「バカね いい?
         ザジは 姉をカシムに取られるのが くやしくてたまらないのよ」




(町の様子)

武闘家「寝ているスキに 誰かが 私の魂を くだきにきやしないかと
     心配で心配で 眠れないんだ!
     もう 誰も信用できない。誰もいない場所へ行きたい・・・」

宿屋の女将「はやく お日さまが のぼって 朝になってくれないかねえ。
        夜は 物音がするたびに あたしゃ こわくてこわくて・・・
        ううっ ぶるぶる」

昼間恐喝をしていた兵士「くはー うめえ
                他人から まきあげた金で 飲む酒は 味がちがうよなあ」

同じ酒場にいる別の兵士「ここにいるヤツは みんな うさばらしが したくて
                ウズウズしてんのさ。
                だから 自分より弱いヤツを いためつけて
                てっとり早く 自分を満足させるんだ」

バーテン「はやく 夜なんか 明けてくれれば いいのにな。
      誰かが 魂くだきを おっぱじめるかと思うと
      気の休まるヒマも ありゃしない」

   ガボ「みんな オトナのくせに
      夜になったくらいで びくびく 子供みたいに おびえてるぞ
      魂をくだかれるってのは そんなにおそろしいことなのか?」


   マリベル「魂の剣とか 魂くだきとか いったい何のことなのよ。
         ちっとも分かりゃしないわ」



若い僧侶「ううっ・・・道具屋の前をうろついている 戦士がこわくて
      フロに入りに 行けないよぉ」

戦士「そうさ 勇者になるべくして この世に生をうけた 私は
    えらばれた特別な人間なんだ。
    特別な人間は 何をしても ゆるされるはずだし
    誰からも とがめられないはずだ!」

   マリベル「何で この町は やたらと ガラの悪い人間が 多いのかしら。
         それとも この町にいるから ガラの悪い人間になるの?」



(路地を通り北側へ)

シスター「魂の剣は 誰にでも たやすく 手に入れられると聞きます。
      ただ欲しいと 念じるだけで
      その手に 魂の剣を にぎることが できるそうです」

学者「さっきネリスが 弟を追って この路地をかけていったんだ。
    だいじょうぶかな 彼女。だいぶ 苦しそうな顔を していたようだけど・・・」

船乗り「うっ! げえー げほっげほっ。
     きゅうに話しかけないでくれよ。
     いまので 腹の中のものを ぜんぶ 吐いちまったじゃないか。
     ああ もったいないなぁ」


ネリス「あっ みなさん。
    すみませんが 私のかわりに 弟のあとを 追ってください。
    胸が苦しくて しばらく 動けそうにないので どうか お願いします」

   ガボ「病気になると ちょっと 走っただけで
      かんたんに 息が切れちまうんだな」


   マリベル「これは もしかしたら
         ザジとカシムが ネリスをかけて 血で血を洗う戦いを・・・
         してるわけないか」


ネリス「心配だわ あの子
    カシムに なぐりかかったり してなきゃいいんだけど・・・」


魔導士「夜は ひとりでいるより 
     こうやって 何人かで むれていたほうが 安全だ。
     ひとりでいると いつなんどき 魂の剣をもった者に
     おそわれるか わからんからな」

元ボスの戦士「スイフーが 住んでる屋敷は 昔は オレのものだったんだ。
         だが オレがヤツに負けたとき
         ボスの座とともに あの屋敷まで もっていかれちまったんだ」

貧乏人「なんてこったい!
     あと 3本しかマキがねえぞ。これじゃ じきに火が消えちまう。
     ここはやはり オレのパンツを 火に くべるべきなのか・・・
     おまえ どう思う?」→(はい/いいえ)

   (はい)「むほー そりゃないぜ!
         おまえ あしたから このオレに フルチンで 生活しろってのか!」

      マリベル「フ フルチンですって・・・
            命令よ アルス。もう2度と この人に話しかけるんじゃないわよ」



   (いいえ)「・・・そうか しょうがねえな。
          じゃあ かわりにオマエのパンツを 燃やすとしよう。
          はやく ぬげ」→(はい/いいえ)

      (はい)「そうかそうか ぬいでくれるか。なら善は急げだ。
            はやくパンツを ぬいで 火にくべてくれ!」

         マリベル「あたしは 絶対にイヤよ。
               燃やすんなら アルスかガボの 下着にしなさいよね!」


         ガボ「パンツをぬいだら スースーして キモチいいけど
            燃やすのだけは もったいないからイヤだぞ」



      (いいえ)「・・・おまえ 見かけによらず いがいとケチだな。
             そんな あったかそうな カッコ してんだから
             パンツの1枚や 2枚 どうってことないだろ」

         マリベル「よしなさいって アルス。
               こんな パンツ男の相手をしたって 
               時間をムダにするだけなんだから」




(地下酒場。中にカシムとザジの姿)

ザジ「あそびで姉さんに 近づくのは やめてくれ。 姉さんがキズつく」

カシム「キズつくのは キミだろ。それに ネリスのことは本気だ。
     あそびのつもりはないよ
     ・・・しかしなぁ キミも もういい年なんだから 
     いいかげん 姉ばなれしろよ」


ザジ「うるさい だまれよ!弟が姉の心配して なにが悪い」

カシム「なら 私がネリスを あきらめたら キミは私に 何をしてくれるんだ?」

ザジ「な なんでぼくが あんたのために 何かを しなきゃならないんだ」

カシム「じゃあ ダメだな。
    ひとは 見返りなしじゃ 他人の 言うことなんか 聞かないもんだぜ」


ザジ「くそう。どうして いつも ボクを 小バカにするような 言い方ばかりするんだ」

ザジ「よく おぼえとけ!
   あんたが いなくったって 姉さんを守ることぐらい
   ボクひとりで 充分だってことをな」


(ザジ走り去る)


ガボ「なあ アルス。オイラ ザジが心配だよ。あいつ 半ベソかいてたぞ」

カシム「いやはや はずかしいところを 見られてしまったな。
    あんな 子供を相手に ムキになってしまうとは
    私も 大人げない事をしたもんだよ」

カシム「顔を会わせるたびに 小憎らしいことばかり 言ってくる
    ザジだって悪いんだぜ。
    あいつが 態度を あらためるなら 私だって もう少し やさしくするさ」


バーテン「今夜も 何事もなく 夜が あけてくれると いいんですがねえ」

メイド「魂くだきをやる人って 根性が くさってるのよ。あんたも そう思うでしょ?
    だって 他人をギセイにして 自分だけ 助かろうなんて
    そんなの人間のクズよ」

ダーマ神官?「ううっ 誰か フォズ大神官を お助けしてくれい・・・ひっく」



(酒場の外)

ザジ「ちくしょう カシムめ・・・」


ネリス「ええっ!ザジったら 
    カシムに そんな失礼なことを 言ったのですか。
    あとで ちゃんと しかってあげなきゃ」


?「ぎゃあああああっ」



魂砕きの夜


マリベル「悲鳴だわ!急ぐわよ アルス」

ガボ「くんくん・・・血のにおいは しねえな。あの叫び声は なんだ?」


ネリス「お聞きになりましたか?
    あの叫び声は よからぬ事が おこったあかしですわ。
    へたに動かずに ここで じっとしているほうが 安全かもしれません」


元ボスの戦士「おいおい 今の聞いたか?あの身も凍るような絶叫を。
         あれこそ 魂をくだかれた 人間のあげる叫び声だ」

魔導士「おお あの さけび声は! 恐れていたことが ついに 起こってしまったか。
     おそらく 新入りの誰かが 魂くだきを 始めたのだろう」

貧乏人「むほー なんだ 今の絶叫は? 身の危険を ビリビリ感じるぜ」


ザジ「ああ あの叫び声ね。どうせ よっぱらいのケンカだろ。
   血の気のおおい ヤツラがさ あとさき考えずに 決闘を おっぱじめるのさ。
   ときたま 死人が 出ることもあるんだよ」


船乗り「えっ 叫び声だって?
    うえ〜っぷ いま 気持ち悪くて それどころじゃないんだ。
    悪いけど そっとしといてくれ。たのむよ・・・」

学者「こ こわいよ。誰かが 魂をくだかれたんだ。
   は はやく逃げないと・・・」

シスター「やはり さきほどの悲鳴は 
      いつもの ケンカなどでは なかったのですね。
      私には わかりません。
      どうして ある種の人々は 平気で 他人をギセイにできるのでしょうか」



(現場に到着。一人の兵士が倒れている。
 そしてその横には、あの勇者志望の戦士の姿)



戦士「ははは ついにやったぞ・・・
    でも 殺したんじゃない・・・
    魂を くだいただけだ!
    お前の魂は ムダにはしないぞ。
    やがて 勇者になるだろう 私のギセイになったんだからな。
    さあ 必要な魂は あと四つだ!」


スイフー部下(あらくれ)「こ こいつ・・・イカれてやがる」

スイフー「なに グズグズしてんだ
     こんなヘナチョコ野郎 とっとと かたづけちまえっ!」

戦士「ちっ いいところだってのに やっかいなのが 出てきやがった」


(戦士、路地を通り町の北側へ)


う うわああああっ!


(スイフー、部下を引き連れ追跡)


ガボ「斬られて 倒れたヤツは 死んじゃいねえようだぞ」

マリベル「あの 走り去った男が 持っていたのが 魂の剣なの?
      なんか イヤな予感がするわ・・・
      あたし ここで待ってるからさ
      アルスが ちょっと行って 様子を見てきなさいよ」



酒場の兵士「となりで 飲んでた男が
        あの戦士に からんで 決闘を はじめたんだ。
        そしたら あの戦士が いきなり 魂の剣を出して
        男に斬りかかったのさ」

バーテン「店で ケンカなんてやられちゃ めいわくなんで
      あのふたりには 出ていってもらったんですよ。
      それから 間もなくして
      あの 魂を こおりつかせるような 悲鳴が聞こえてきたんです」


(斬られた兵士) 話しかけても返事はない。
           呼吸は しているので 死んではいないようだ。

   マリベル「ううっ 見るんじゃなかった。
         アルスが 近づいたせいで 魂をくだかれた人の顔を
         もろに 見ちゃったじゃないのよ」



宿屋の女将「あたしゃ 見ちまったんだよ。
        あの戦士が 魂の剣を 手にする しゅんかんをさ!
        はじめ あの戦士が クチから
        青白い けむりのようなものを 吐き出したのさ。
        そして そのけむりが じょじょに かたまって
        ひとふりの剣に なっちまったんだよ」


(アルスたち、北の路地へ)


うぎええええっ!


(途中に倒れていた学者)クチをパクパクさせて ちいさな うめき声をもらしている。
                とても 話せる状態ではない。


(やはり倒れていた船乗り)「ぐがああ・・・ぐヘッぐヘッ
                 うぐぅぅぅ うぐがああぁ・・・」



(北の広場。戦士とスイフーの部下・元ボスが交戦中)

元ボス「ぐわああああっ!」

(ボス、二、三歩後ずさりした後、仰向けに倒れる)


スイフー部下(武闘家)「こ こいつ いがいと強いぞ」

スイフー「ちっ 役たたずどもが。
      こうなったら オレさまが じきじきに相手になってやる。
      おい カシム! あとで 金でも何でも くれてやる。
      お前も手をかせ!」

カシム「ああ いいぜ」

(戦士対スイフー・カシム。戦士たちまちに追い詰められる)

スイフー「さーてと。オキテを やぶった罪は
     死をもって つぐなってもらうぜ!」

戦士「おのれ あと一歩で 魂くだきが 成功するところだというのに・・・
   ちくしょう! ちくしょう!
   ここまできて 死んでなるものか!」

ザジ「ねえさん!」


(スイフーに弾き飛ばされた戦士、ふらふらとその時近くにいたネリスに歩み寄る。
 ザジがそれをかばい、彼が魂の剣によって斬られる)



ザジ「・・・ねえさん ぶじかい」

ネリス「ザジっ!」


戦士「やった やったぞ!五つの魂をくだいたぞ!
    さあ魔物よ 姿をあらわせ。
    約束どおり 私から うばった チカラを 返してもらおう!」


魔物「人間よ キサマの勇気のあかし しかと見とどけたぞ。
    だが いまだ五つ目の魂は くだかれていない」

戦士「なんだと!私は たしかに 魂の剣で あいつを斬りつけたぞ」

魔物「完全に魂をくだくには 身体の奥ふかくまで 
    魂の剣を さしこまねばならん。
    キサマの最後のエモノは キズが浅すぎて 魂をくだくには いたらなかったようだ」

戦士「ち ちくしょう・・・
   私は オキテをやぶった罪で 殺されてしまうのか・・・」


魔物「だが 人間にしては なかなか 骨のあるヤツだ。
   特別に うばったチカラを 返してやろうではないか」

戦士「おお! ありがたい」


魔物「さて いけにえとなった 五つの魂の ぬけがらには
   別の役目を あたえるとしよう・・・」


(魔物、戦士と共に飛び去る。
 ザジを含めた魂砕きの犠牲者、いずこかへ連れ去られ消えてゆく・・・)


         



一夜明けて・・・

(ネリスの家。家の中をうろつくネリス)

カシム「すこしは落ちつけよ。思いつめると 身体に毒だぞ」

ネリス「ザジが さらわれたのよ。落ちついてなんて いられないわ」

カシム「なら 弟を助けにいくか?」

ネリス「えッ でも どうやって?」


カシム「それは ここにいる みなさん しだいだ。
    西の洞くつを守る魔物は 強敵だが
    私と彼らが組めば 勝てるかもしれない」

ネリス「お願いします みなさん。
    どうか チカラを かしてください。ザジを助けたいんです」→(はい/いいえ)


   (はい)ネリス「ありがとう みなさん」

       カシム「よし それではキミたち
           オレとネリスで ひと足さきに 西の洞くつへ 向かうよ。
           4階の広間で 魔物が 通路をふさいでいるはずだ。
           そこで 待ち合わせるとしよう」

     (カシム、ネリス、家を出る)

      ガボ「オイラたちと いっしょに 行けばいいのに
         何だって ふたりだけで行ったのかなあ」

      
      マリベル「もう バカねえ。
            カシムとネリスが ふたりきりに なりたいからに 決まってるでしょ」


      マリベル「ネリスには 2度も 親切にしてもらったから
            何か おんがえしを しなきゃね」



   (いいえ)ネリス「そんなことを言わずに どうか どうかチカラを・・・」

         カシム「いいさ ネリス。私たちだけで行こう。
             私も いつまでも こんな町で
             油を売っているわけには いかなくなってきたんでね。
             キミたちも 気が向いたら 西の洞くつへ来てくれ。
             さあ 行こうか」

     (カシム、ネリス、家を出る)

      マリベル「いつから そんなに 冷たい人間になったのよ!
            あんたが ザジやカシムを 好きになれなくても
            ネリスには チカラを かしてあげなさいよ」


      ガボ「ここにいても しょうがないから
         オイラたちも 西の洞くつに 行ってみようぜ」




(ふきだまりの町の様子)

あらくれ「おい 知ってるか?
     きのうの夜 魂くだきに 成功したヤツが出たそうだぜ」


囚人服の男「魂くだきに成功したヤツが 約束どおり
        うばわれたチカラを 返してもらったって話だぜ。
        ここはひとつ オレもダメもとで 魂くだきに 挑戦してみようかな」

武闘家「これでも 私は武闘家だ。
     魂くだきに 成功する見込みは じゅうぶんに あるはず。
     非力な 魔法使いや僧侶を ねらえば 私にだって・・・」

酒場の兵士「この町の住人は 魂の剣を 手にしてはならないってのが
        スイフーの決めたオキテだった。
        だが きのうの失態で 
        スイフーの支配力も だいぶ弱まっただろうな」

   ガボ「恐いもの知らずってのは どこにでも いるもんだなあ。
      みんな スイフーが恐くないのか?」


   マリベル「いいわね?アルス
         魂をくだくなんて バカをやらずに 家に帰る方法を 考えるのよ」



魔法使い「なぜかは知らないけれど
      魂をくだかれた人は 決まって 魔物に 連れていかれるのよ。
      連れていかれた人たちは
      殺されるより もっとヒドイ目に あってるのかしら・・・」

   マリベル「どうも 解せないのよね。
         何だって魔物は 魂をくだかれた 人たちまで つれてったのかしら」


   ガボ「ザジは どうなったんだろう。まだ生きてっかなあ・・・」


スイフー部下(武闘家)「ここは 町いち番の つわもの
               スイフーさまの・・・ひぎぃ。いてててて・・・。
               ううっ きのう 親分に なぐられた顔が まだ痛むぜ」

スイフー部下(あらくれ)「最近のオレたちは たるんでるって
               スイフーさまに 夜どおし 説教されちまった。
               ていうか たんに やつ当たりされた だけなんだけどよ。
               とにかく こっちは いい迷惑だぜ」

   マリベル「うぷぷ。 あの人 スイフーに 相当こっぴどく しかられたようね。
         顔中 あざだらけになってるじゃない」



スイフー「きのうのは マズったぜ。
      今後 ますます 魂くだきの 挑戦者が ふえるだろうな。
      だが 次に魂くだきの 挑戦者が あらわれたら
      絶対に しとめてやるぜ」

   マリベル「きのうの事件のせいで スイフーも おおいそがしね」

   ガボ「スイフーは 恐ろしいヤツだけど
      町の平和を守るために 誰よりも がんばってんだな」



スイフー部下(魔法使い)「カシムが スイフーさまの 手助けをしたとかで
                そのホウビを受け取りにきたの。
                彼は 世界樹のしずくを 欲しがっていたけど
                あいにく 今 きらしてるのよね。
                で かわりに カシムったら
                女物の かみかざりを もらっていったのよ」


若い僧侶「いつも私から 金をうばっていた 憎たらしい男が 
       ついに 魂くだきの ギセイ者になったんですよ。
       あの男を 消してほしいという 祈りが やっと とどいたんだ。
       やっぱり 神さまっているんですね」

中年の男「以前 この町のボスだった男が
       きのうの さわぎで 魂を くだかれてしまったんだ。
       そういえば スイフーを殺して ボスの座を うばい返すって
       彼は よく言ってましたっけ」

シスター「こんな町でも 教会さえあれば 人々の心の よりどころになると
      神父さまは言っていたけど・・・
      耳ざわりのいい 言葉くらいでは
      絶望した人間を 闇から 救うことなど できないのですね」


楽士「ああ もうダメだ。こんな町にいたら いつ魂をくだかれることか・・・」

貧乏人「ゆうべは 目先の ぬくもりに ゆうわくされて
     パンツを もやしたりしないで 正解だったな。
     下着のありがたみが 身にしみる 今日このごろってな感じだぜ」

若い女性「魂の剣で 身体を斬られても 死なないっていうけどさ。
      じっさい どうなのかな?
      いつも魔物が 魂くだきの ギセイ者を つれていくから
      真実がわからないのよね」

魔導士「魔物の支配から 解放され
     わしらが ふるさとの我が家に 帰れる日は 来るのだろうか・・・」


地下酒場のバーテン「大変なことになりましたね。
             ひさびさに 魂くだきの 成功者が 出たそうじゃないですか。
             まぐれでも ひとり うまくいくと
             あとに 続こうとする者が 続出しますからね。
             これから しばらく 眠れない夜が 続きそうですな」

バニー「ネリスを かばった ザジが 魂をくだかれたんですってね。
     ネリスもかわいそうに。
     だって たった ひとりの弟が いなくなったんですもの」


あらくれ「奥で チビチビ飲んでいた あのオッサン
      とうとう つぶれちまったみたいだな」

ダーマの神官?「わしは ダーマの神官が 監禁されている集落から
           逃げてきたんだぞー。
           んー むにゃむにゃ・・・」

メイド「魂をくだかれた人たちは 魔物の手先になって
    人間を 苦しめているんだってよ。
    私の聞いた中じゃ このウワサが いち番 ウソくさいわね」



(西の洞窟)

マリベル「ここを歩いていると フーラルと いっしょにいたことを
      思い出して イヤな気持ちになるわ」


ガボ「なんで フーラルは オイラたちを うらぎったのかなあ・・・」


(洞窟4階。行く先にカシムとネリスの姿)

カシム「すこしは楽になったか?」

ネリス「ええ なんとか・・・」

カシム「世界樹のしずくも あと わずかか・・・
    なのに こんな物しか 手に入れることが できなかった」

ネリス「まあ!かみかざりね。
    きれいな色・・・つけてみても いい?」


ネリス「どう?」

カシム「いいね。にあってるよ」


(そこでカシム、ようやくアルスたちの気配に気づく)


カシム「キミたちも 人が悪いな。
    来ているのなら 声くらい かけてくれればいいのに」

マリベル「うふふふ。
      おじゃまかなーと思ってね」


カシム「まあ それはともかく 
    この階に れいの魔物がいなくて キミたちも とまどっただろう?
    オレにも よく分からないが
    強敵と戦わなくてすむのなら それに こしたことはない。
    それじゃ オレたちは 先に洞くつを出ていくとするよ。
    またあとでな」


(カシム、ネリスを連れて再び先行)


マリベル「アルスも あたしに やさしくしてほしかったら
      たくさん おくり物をしなきゃね」


ガボ「やっぱ カシムは足が短いな。
   オイラよりは長いけど ネリスに くらべたら はるかに短いぞ」



その後、アルス達も移動、洞窟を抜ける。そこは・・・


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