ダーマ神殿・その1 〜神殿の罠〜


アルスの選択肢はライトグリーン、ガボの台詞は
マリベルは
で表記されています。また場所・状況に関する説明は

ダーマにたどり着くまで
旅の宿
ダーマ神殿



「アルス そして みんな。勝手なことをする オレを ゆるしてくれ」

そんな置き手紙を残して、親友キーファは仲間たちの元を去った。
まさか隠し通しておくわけにもいかず、彼の父であるバーンズ王に報告にいくアルス。
そこで、突然の息子との別れに、これまでにないほど意気消沈する
老国王の姿を見ることになる。

今までずっと息子の旅に反対していた。
しかしこれほどに、キーファの情熱が強いものならば、そろそろ許してやろうかと
ようやく認めてやろうかと考えを改めた、その矢先のことだった。
王の手には、そんな、息子に手渡してやるつもりでついに果たせなかった
一つの石版が握られていた・・・

かくしてキーファと別れ、アルスはマリベル・ガボの三人で旅を続けることになる。
バーンズ王から受け取った石版の色は青色。
その石版が三人を導いた先に現れたものは・・・




石版から新たな世界へ(謎の神殿〜旅の宿)

(ダーマにたどりつく前の占いより)

からくり拠点跡の占い師「わしは 占いおばばじゃ。何かさがしものか?」
                                    →(はい/いいえ)
  (はい)「では占ってやろう。
        でろでろ ほにゃなら すぴすぴはー! ・・・よし!

        ここは どこじゃろう? りっぱな神殿じゃのう・・・
        おおくの人びとが その神殿に 職をもとめてむかってきておる。ふーむ。

        ・・・と まあ こんなところじゃ。
        もし わしが見えた場所に こころあたりが ないのなら・・・
        それは おまえさんたちが この先 いく場所かもしれんな。
        ふぉっふぉっふぉっ」


グランエスタード城占いじいさん
  「おお そこのお若いの。よければ わしが 占ってやるがどうじゃ?」
                                   →(はい/いいえ)

  (はい)「よし・・・では しばし待たれよ。こほん・・・
        ほりゃー!うりゃー!ぺろろんぽろんぽ!
        はんだりゃはー!! ふがっ!
        おおっ 見えた!見えたぞよ!

        んんっ これは・・・!複雑にからんだ道のようなものが・・・
        お前さんたちの前に 広がっとる・・・
        はあはあ・・・こんなん出たぞい。

        まあ 当たるもハッケ 当たらぬもハッケと いうところかの」

   ガボ「きゃははは!あのおっちゃんのかけ声 おもしろいぞ!
      ・・・って 今日は 言える気分じゃないなあ」




(謎の神殿・台座の前)

ガボ「つぎは どこに行くんだ? 行き先は アルスにまかせたぞ」

マリベル「あたしも 気分 変えたいし どっかに行くなら 大賛成よ!
      王さまにもらった 石版もあるしね」


(青色の台座に石版をはめこむ→石版が発動して、過去の世界へ)



(過去の世界・旅の宿)

ガボ「おおっ 池があるぞ。魚 取れんのかなあ?」

マリベル「ふぅ とりあえず 池のそばにある あの建物で
      ひと休みしましょう。アルス」


学士風の男「ここは ダーマ神殿をめざして 長い旅をしてきた人が
        さいごに 立ちよることになる宿です。
        ここから先は 神殿に着くまで
        町はおろか 村さえもありません」

   ガボ「オイラ ダーマ神殿に 行ってみたいぞ。つれてってくれよ」

   マリベル「つまんないわね。 町も村も ないんだってよ。
         なんか 早くも損した気分だわ」



農夫風の男「さいきんの 若いモンは あきっぽいせいか すぐ転職したがる。
        いち度えらんだ職を きわめる前にやめちまうなんて
        もってのほかだべ」

   マリベル「気になるわ。職につくって どういうことかしら?
         どの道ダーマ神殿へ行って たしかめてみないことには
         はじまらないわね」


   ガボ「そっか ダーマ神殿へ行けば 何でも好きなもんになれるのか。
      オイラ わくわくしてきたぞ」



ある戦士「今は しがない戦士だが
      いつか転職で 勇者になるのが 私の夢なのだ。
      
      というわけで旅のお方 私はダーマ神殿へ行く。
      とちゅうなので 失礼するよ」→(戦士 北に向かって去る)

   ガボ「オイラやアルスも がんばれば 勇者になれんのかな」

   マリベル「勇者になるのが夢だー って思いっきり言ってたけど・・・
         さっきの人って 悪いけど 勇者ってガラじゃなかったわね」



老婆「ここから 転職しにいった客の ほとんどが
    帰りに うちの宿に よりつかなくなったんじゃ。
    サービスが 悪いからかのう」



(旅の宿の中)

若い男「おや? みなさんは まだ なんの職業にも ついていないようですね。
     だったら ダーマ神殿へ行って なにか 職につくことを おすすめしますよ」

   マリベル・ガボ→農夫への反応と同じ


踊り子「あの人ったら きっと 私を おきざりにして
     ひとりで 転職しにいったんだわ。
     そうよ。絶対そうよ。これだから 海の男って 信用できないのよね」

貴婦人「ここの方たちって 誰も彼もが 
     転職や ダーマ神殿のことばかり 話題にしたがるのよ。
     たしかに 転職すれば いろんな呪文や 特技が
     身につくから おトクでしょうよ。
     でも あたくしは そんなの 全然きょうみ ありませんの。
     おほほほほ・・・・」


武闘家「たしかに ダーマ神殿へ 行く者たちが
     近ごろ へってきている気がする。
     だけど 言わせてもらえれば 何の職業にも ついていない
     冒険者など ただのフヌケだぜ」

   ガボ「やったな アルス。今ダーマ神殿へ行けば
      人が少なくて すいてるみてえだ。
      オイラ達の貸し切りだぞ」


   マリベル「なーんだ ダーマ神殿って 最近 はやってないのかぁ。
        行くの よそうかしら」



バーテン「お客さん 気づきましたか?
      最近 この辺の魔物が やたら 狂暴になってきたんですよ。
      何か 不吉なことの まえぶれだったりして・・・」

バニー「気のせいだと いいんだけど
    だんだん 客の入りが 悪くなってきた気がするの。
    やっぱり ダーマへ行く人が 少なくなってきたことと 関係があるのかしら」

老人「ふぅ さみしいのう。 誰も わしに会いにきてくれん。
   以前は ダーマへ行った者は かならず 新しい職についた姿を
   見せに来てくれたのにのう。
   年よりの相手が イヤになって わしを さけているんじゃろうか」

魔法使い「昔は ここに来たときは
      なかなか 宿がとれなくて 外で野宿をしたもんです。
      それが 今ではガラガラだ。やっぱり ダーマへ行く人が
      へってきているのかなあ」



ダーマ神殿

(ダーマ神殿に到着)

マリベル「何してんのよ アルス。はやく 見て回りましょうよ」

ガボ「おっ わりいわりい。神殿を見るのに 夢中で 
   アルスの声に 気づかなかったよ」



神官長「ダーマ神殿に ようこそ おいでくださいました。
    転職を 希望なさるなら 祭だんの上に おわす
    大神官に お話しください」

神官1「ようこそ ダーマ神殿へ。
    みなさんも 転職で 新たなる才能を 開花させてください」

神官2「ここは ダーマ神殿。
    人々が おのれに合った職を さがし求める場です」


魔法使い「ダーマ神殿って 何だか やけに ガランとした だだっ広い所なんだなあ。
      ここに来る前は もっと にぎやかで 活気のある場所だと
      聞いていたのだが・・・」

   マリベル「言われるまでもなく たしかに 人が少なすぎるわね。
        でも しょうがないんじゃないの。
        家族で 旅行に行けるような 楽しい場所じゃないんだしさ」


   ガボ「ダーマ神殿が ガラガラなのは 
      残念だけど オイラはほっとしてるぞ。
      どうやら このへんには 魔物に苦しめられてる人が 
      ぜんぜん いないみたいだしな」
 


商人「転職をやめて 帰ろうとしたら 引き止められたんですよ。
   神官は 転職をすすめるけど 私は 商人のままでいたいのに・・・」


神官「長い長い旅をへて ダーマに たどりついた者が 
   今さら 何を言うのですか。

商人「いや しかし 私は 商人のままでいるのが
   いち番 性にあってる気がするので・・・」

神官「心配は 無用です。
   転職しても 今まで覚えてきた 特技は うしなわれないのですよ。
   こころおきなく 大神官に のぞみの職を 言ってください」

   マリベル「転職の押し売りだ!

         うわっ 今のはナシナシ。
         この場合は 転職の強要っていうのが ただしい言い方よね」


   ガボ「わかったぞ アルス。
      大神官ってヤツに頼めば 転職させてもらえるんだよ」
 


 
(転職の祭壇の上へ)

大神官「ダーマ神殿へ よくぞまいられた。
    そなたが 新たなる生き方を選び なおいっそう 修行にはげめば
    未知の能力に 目覚めるであろう。
    生き方を変えたいと おのぞみか?」→(はい/いいえ)  

   (いいえ)大神官「なんと 信じられん!今のままで よいと申すか。
               まあ しかたがない。 
               気が変わったら いつでも まいられよ」

     ガボ「たのむよ アルス。
         このまま帰るなんて イヤだぞ。オイラに職をくれよぅ」

     マリベル「ちょっと ふざけないでよ。
           せっかく ダーマへ来たんだから 記念に職につきましょうよ」


   (はい)大神官「生き方を変えたいのは どなただ?」→対象キャラ選択

      (キャンセル)大神官「なんと やめると申すか!
                    そなたらは 何の職にも ついて いないようだが・・・
                    これからも 旅を続けるなら
                    何か職業に ついていたほうが なにかと便利だぞ。
                    まあ しかたがない。
                    気が変わったら いつでも まいられよ」

      (キャラ選択)大神官「○○がなりたいのは どの職業だ?」→職業選択
             ※ここでキャンセルした場合、また上と同じ。


(希望職業決定)

大神官「ほう ○○は ○○になりたいと 申すか。だが その前に・・・
     転職する者も 職につく者も
     聖なる泉で 身を きよめるのが ダーマの しきたりなのだ。
     まずは 祭だんの奥にある。聖なる泉に つかるがよい。
     職につくのは そのあとだ」

   マリベル「えー 服を着たまま あの泉に つかれっていうの?
         つま先だけじゃ ダメかしら?」


   ガボ「オイラは いつでもいいぞ。はやく 泉にドボンしようぜ」


大神官「なにを グズグズしておる。
     聖なる泉は そなたらの目の前に あるであろう」


(聖なる泉につかる。すると泉が青白く光り、
 やがて黒い玉のようなものが現れて、アルスたちの呪文と特技を奪う)



大神官「・・・くっくっく どうかな?
     チカラをうばわれた 感想は。
     まだ 分からぬというか?
     だまされたとも知らず おめでたいヤツらよのう。
     その ありがたい泉はな 人間どもの 呪文や特技を
     うばうためのものなのだ。

     さあ 地上の牢ごくで なげき悲しみながら 生きてゆくがいい!」

                       ↓

        アルスたち、力を失った状態のまま、ふきだまりの町へ・・・

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