ダーマ神殿・その7 〜決闘場〜


アルスの行動・選択肢は
ライトグリーン、ガボの台詞は、マリベルは
フォズは
、その他仲間キャラは茶色で表記されています。
また場所・状況に関する説明は


第2の試練
ネリスの変節
戦いに向けて
6つの戦い
終わりの始まり


第2の試練

(チカラを取り戻し、さらに上を目指して進むアルスたち
 やがて一つの巨大な建物が目の前に現れるが、
 明らかに神殿とは形状が違うそれは・・・)


魔物(魔界ファイター)「ここは 神聖なる決闘場。
              魂くだきに 成功した者たちの 第2の試練の場である」

   マリベル「なにが 決闘場よ!もう いいかげんにしてよね
         はやく こっから出て フィッシュベルに帰りたーい」



戦士「魔物は 約束どおり うばったチカラを 返してくれたが
    神殿の外へは 出してくれなかった。
    ヤツらの言葉なんか 信じたオレが バカだったぜ」


あらくれ「ここから 出る方法を 教えてほしいか?」→(はい/いいえ)

   (いいえ)「え そうかい。でも 知りたくなったら いつでも聞いてくんな」

   (はい)「まず 決闘に出場する。
        そして 5回 れんぞくして 勝ちぬき 優勝するんだ。
        すると 神殿を支配してる魔物の親玉が
        そとへ 出してくれるって話ですぜ」


(決闘場内)

カシム「くそう 魔物どもめ。
    神官たちを追い出したあと だいぶ 神殿を いじくりまわしたな。
    洞くつを抜ければ 見なれた ダーマ神殿に
    出られるとばかり 思っていたのに・・・」

   ガボ「この決闘場って 魔物が せっせと こしらえたもんなのか?」

   マリベル「ショックだわ。
         あたしだって 洞くつを抜ければ ダーマへ戻れると思ってたのよ」



あらくれ「出場者の ほとんどが 3匹の魔物を ひきつれて 決闘にのぞんでいる。
      自分以外のヤツは 敵だから
      みんなで協力しようなんてヤツは ここには いないってことさ」


魔物(土偶戦士)「ここは 優勝した者にしか 通ることを ゆるされていない。
           どうしても ここを通りたいなら 決闘に出て 優勝するんだな。
           キヒヒヒヒ」


(決闘場観客席)

踊り子「魂の剣をもった 女剣士が 決闘に参加しているの。
     スゴイんだから 彼女って。
     ごつい戦士や 魔物にだって 立ち向かっていくのよ」
     
若い男「町で 魂をくだかれた ボクは
     気を失ってる間に 魔物に ここへ つれてこられたんです。
     以来ずっと ここで こき使われてます。そうじとかの雑用でね」

武闘家「魂の剣を武器に 戦う者は
     最後には 気が狂って もだえ 苦しみながら死んでいく。
     おぼえておくんだな。
     魂の剣は 人を はめつさせる 魔剣だということを・・・」

   ガボ「ここでも 魂の剣か。
      そんなモンなくたって オイラは 誰にも負けないぞ!」



戦士「くそッ 魔物どもめ!
    楽しそうに オレたちの決闘を 観戦しやがって!
    優勝すれば 自由になれるんだ。
    そうでなければ 誰が好き好んで 決闘などするものか」

魔導士「武器は 戦いを かさねるごとに キズつき もろくなっていく。
     それは魂の剣とて おなじ。
     剣の持ちぬしが 狂暴になるのは
     キズついた魂が 悲鳴をあげて 苦しんでいるからだろうな」

男「決闘場には オレたちが 魂を くだいてやった人間も おおぜい まじっている。
  魂をくだかれても 回復した 運のいい人間も いるんだ」


魔物(リザードマン)「中央で戦っているのが チカラの祭壇で
             うばわれたチカラを 取り戻した者たちだ」

魔物(リビングスタチュー)「観戦していると わかるぞ。
                 人間とは つくづく好戦的な 生き物だということがな」


(決闘場西側・控え室前)

戦士「ちゃんと チカラも戻ったし 武器だってある。
   けど オレひとりが 魔物に はむかったところで
   むだに命を落とすだけだ・・・」

兵士「チカラが 戻ったってのに だれも魔物に はむかおうとせん。
   何か きっかけさえあれば
   オレたちも 反乱をおこすことが できるのだが・・・」


バニー「今のネリスに会っても 弟さんは がっかりするだけよ。
     だって ほとんど別人だもの。
     魂をくだかれて 寝たきりだった 私を かいほうしてくれた
     やさしいネリスとは 別人よ」



ネリスの変節

(決闘場控え室)

あらくれ「魂の剣を 使いはじめてから
     ネリスのやつ 日に日に性格が ゆがんでいきやがる。
     以前は あんなキツイ感じじゃ なかったってのによ」

   マリベル「あの 病弱なネリスが 剣を持って 戦っている姿なんて
         ちょっと 想像できないよね」


   ガボ「ネリスって ひ弱だから
      決闘に出るたんびに ケガを ふやしてるんじゃないのか?」



商人「何としても 優勝したいんです。優勝して ここから出たいんです。
    家に おいてきた 妻と子供が 心配で心配で
    夜もろくに 眠れないんです ううっ・・・」

武闘家「うお あぶない あぶない。もうすこしで チビるとこだった。
     おや 何だって?
     オレのズボンの またの部分が びしょぬれに なっているだと!
     ・・・こ これは汗だよ。大量に汗をかいただけさ」

兵士「わたしは知っている。
   ネリスが 弟のかたきをうつために 魂の剣を 手にしたことを・・・」


(隣の部屋。ネリスとザジがいる)

ザジ「どうしたんだよ 姉さん。
   なんだって 姉さんが 魂の剣なんか 持ってるんだよ。
   さあ 魂の剣を かして。
   ボクが姉さんの身体に 魂を 戻してあげるから」

ネリス「イヤよ!近づかないで。私のことなんか ほっといて!
    決闘をしていれば いつか かならず誰かが
    私の息の根を 止めてくれると思った・・・。
    どうせ こんな病弱な身体では 長く生きられないのよっ!」

ザジ「どうしたんだよ 姉さん。ヤケをおこすなんて らしくないよ。
   みんな 魂の剣のせいだ。
   それのせいで イライラするんだよ。さあ はやく 剣をよこして」

ネリス「うるさい・・・あっちへ行け。
    はやく 私の前から消えなさい。でないと あんたの魂 くだくわよ」

ザジ「この わからずやっ!」→ザジ、ネリスに近づこうとするが魔物に阻まれる。


魔物(さそりアーマー)「おっとっと よけいなマネは するんじゃねえ。
              よく聞け 魂の剣を使って 決闘に出たいと言い出したのは
              ほかでもない このネリスだ。
              いい見せ物になると 思ったからこそ
              この女を 生かしておいたんだぜ。
              それでも オレたちのオモチャを うばおうってんなら
              誰であろうと ようしゃは しねえぞ!」


(ザジ、どこかへ走り去る)


マリベル「ふん ナマイキな魔物ね。こんな時こそ アルスの出番よ。
      チカラずくで 魔物から ネリスを助けだしなさい」


マリベル「人を おもちゃにするなんて
      あたしは 今日ほど 魔物が にくいと思ったことがないわ」

ガボ「ネリスが かわいそうで オイラ 見てられないよ」

ガボ「ザジが心配だよ。あいつ 泣いてたぞ」



ネリス「うう・・・むねが くるしい。
    お願いだから 話しかけないでよ」


バニー「誰でもいいから ネリスを止めて。
    急がないと 彼女が死んでしまうわ。
    ネリスの身体は もう限界なのよ。
    これ以上 命をけずって 魂の剣を 使い続けたら 死ぬわよ」


(控え室の外)

カシム「まさか ネリスが 決闘に 出ていたなんて・・・」

ザジ「だからボクも 決闘に出るんだ。
   魔物に かこまれている姉さんに 近づくにはそれしかないから」

カシム「決闘の さいちゅうに 魂の剣をうばって
    ネリスの身体に 魂を もどそうというのか。
    それなら ネリスも 正気に もどるかもしれんな。
    よし! 私も協力しよう」

ザジ「あなたの助けなんか いらない。
   姉さんは ボクひとりで助けてみせる!」→ザジ、またどこかへ走り去る


カシム「くそっ!わかってるのか。
    子供みたいに つまらない 意地をはっていられるときじゃ
    ないってことを・・・」


カシム「ザジには キミたちのほかに たよれる人間が いないはずだ。
    もし あいつが キミたちを たよってきたら
    ぜひとも チカラになってやってほしい。
    迷惑なのは 分かっている。だが 私ではダメみたいなんだ。
    私のかわりに あいつを たのむ」


(ザジに話しかける)

ザジ「たしか キミたちの目的って 
   ダーマ神殿を のっとった 魔物を 倒すことだったよね。
   そこでだ。決闘で優勝すれば
   キミたちは どうどうと ダーマ神殿に もぐりこめる。
   ボクは 姉さんを救うために どうしても決闘に出たい。というわけで どうだろう?
   ボクと いっしょに 決闘に 出場してくれないかな?」→(はい/いいえ)

   (いいえ)「フン そうかい。
         あんたたちに 頼みごとをした ボクが バカだったよ」

                         ↓
      (改めて話しかける)
        ザジ「もしかして 気がかわって ボクと いっしょに
           決闘に 出てくれる気になったとか?」→(はい/いいえ)

        (さらにいいえ)「また ことわるのか。
                   いい返事を 期待していたのに がっくりだよ・・・」

   (はい)「えっ ホントにいいの。あ ありがとう。
        目的は ちがうけど 優勝するまで がんばろう」


      ザジが 仲間に加わった!


ザジ「姉さんと 当たらなきゃ 姉さんを救うことはできない。
   だけど 姉さんと決闘できるか どうかは 運まかせなんだ。
   こればっかりは 祈るしかない・・・」


ガボ「オイラと アルスがいれば もう 優勝したようなもんだな」

マリベル「さっさと優勝して
      ここを支配してる 魔物の親玉を やっつけちゃいましょう!」




戦いに向けて

中年の男「この戦士の剣技は 見ていてほれぼれするほど美しく そして ちから強い。
      さすが あのスイフーの 追っ手をふりきって
      魂くだきに 成功しただけのことはあるね」

赤い鎧の戦士「おや?なつかしい顔だねえ。
         キミたちのことは よく覚えてるぞ。
         私が ふもとの町で 魂くだきを やったときに
         あの感動的な姉弟の そばにいた 旅人じゃないか。
         キミたちも 覚えてるだろ。
         私が 魂をくだきそこねた あの少年には お姉さんがいたよな。
         その彼女がさ 弟のかたきである 私の魂を くだくために
         なんと 決闘に出てるんだぜ。
         女の細腕で この私を 倒そうなんて わらっちゃうよな」

   ガボ「ウガァ。ダメだ 思い出せないよ。あんな戦士 おぼえてないぞ」

   マリベル「あの男のことなら あたし よーく おぼえてるわ。
         ふもとの町で さわぎをおこした 勇者志望の戦士よ」


   ザジ「ちくしょう あいつだ。あの戦士が ボクの魂をくだいたんだ。
      今すぐ ブンなぐってやりたいよ」



カシム「ダーマに もぐりこめば 
     あとは 神殿を のっとった 魔物の親玉を 倒すだけだ。
     私は その間 決闘場にいる すべての人々に はたらきかけて
     反乱を くわだてようと思う」

   ザジ「カシムのチカラなんか かりなくたって
      ボクひとりで 姉さんを助けてみせるんだ」


   ガボ「反乱って なんだ?」

   マリベル「反乱を起こすって どういうことよ。
         ホントに そんなこと できるの?」



若い僧侶「そりゃ ボクだって いつまでも 
      こんな不毛な決闘を 続けていたくなんかないよ。
      きっと誰もが 心の中じゃ 脱走したいって 思ってるはずさ。
      けど 失敗したときのことを 考えると
      なかなか ふんぎりが つかないんだよね」

   ザジ「魂くだきをしてまで 自由を欲しがってたくせに
      失敗が 恐いとはね・・・おくびょうな人だ」



囚人服の男「これから話すことを だれにも もらさないと 約束できるか?」
                                      →(はい/いいえ)

   (いいえ)「それじゃあ 話せないな」

   (はい)「魔物が オレたち人間から チカラをうばったのは
        ある理由が あったからだ。
        何でも うばったチカラで 魔王を強化しようという計画が
        進行しているらしい・・・。
        てなわけで 誰にも言うなよ。
        この話の 出所が知れたら オレは魔物に殺されちまう」

      マリベル「魔王を強くするですって?
            そんな くだらないことのために
            チカラを うばわれたっていうの?
            とんだ めいわくだわね」


      ザジ「魔王か。
         ボクらは そんなものの ギセイになろうとしているのか」



魔物(スライムナイト)「キヒヒ・・・ネリスの目的は 
              弟をキズつけた 戦士の魂を くだくことのみ。
              あの戦士と 戦うためなら
              何百 何千回だって ネリスは 決闘に のぞむだろうよ」

   ザジ「・・・ボクと戦うまでは どうか死なないでくれ 姉さん」


(決闘場の奥、閉ざされた大扉の前)

フーラル「盗賊である オレのウデを もってしても
      あのトビラを 開くことは できなかったぜ。
      この先へ すすむには やっぱ 決闘とやらに出て
      優勝するっきゃねえのかな」

   ザジ「決闘に出てほしいって フーラルにも 声をかけたんだけど
      ことわられたんだ・・・」


   マリベル「負けそうになると 強いほうに 寝返りそうだから
         フーラルとは 組みたくないわね」


(決闘場正門前)

魔物(ジャガーメイジ)「キヒヒヒヒヒ。決闘のルールが知りたいのか?」→(はい/いいえ)

   (いいえ)「観戦するにしたって
         いち度くらいは ルールを 聞いておいたほうが 楽しめるぞ」

   (はい)「決闘は 4対4で おこなわれる。
        どちらかが ぜんめつするまで たたかい続けるのが ルールだ。
        ひとつの決闘に勝てば
        あいだに 休みを入れることなく すぐに 次の決闘がはじまる。
        計5回 おこなわれる決闘を 連続して勝ち抜けば 優勝だ。
        だが いち度でも負けると その場で退場となるからな。
        みごと 優勝した者たちには
        悪魔神官 アントリアさまが 自由をあたえてくださるだろう」

      ザジ「魔物が 約束を守るとは 思えないけど
         とにかく今は 決闘に参加するしかないんだ」


      ガボ「チカラくらべは 大好きだぞ! オイラ 決闘に出たいよ」

      マリベル「自由にしてくれるっていうけど
            魔物が約束なんて 守るのかしらね」



魔物(ヘルビースト)「人間よ 決闘に出場したいのか?」→(はい/いいえ)

   (いいえ)「ふん おくびょう者めが。
         出場する気がないのなら おとなしく 観戦していろ」

   (はい)※人数が4人未満の場合
     「むむっ ふざけているのか。
     4人いなければ 決闘には 出場できんのだぞ。
     決闘に出たいのなら きちんと 決められた人数を 集めてからにしてもらおう」

   (はい)※一人でも戦闘不能の場合
     「むむっ なんだ お前たち。
     仲間が たいへんなことに なっておるではないか!
     決闘に出たいのなら 仲間を 生き返らせてからにしろ」


   (はい)※全ての条件を満たしている場合
     「うむ 人数は そろっているな。
      では 決闘にのぞむ挑戦者よ。 入場口へ 進むがいい」


魔物「どうした 早くしろ
    決闘場では 次の挑戦者を 待っている者がいるのだぞ」→アルスたち、中へ



6つの戦い(5つじゃなかったんですか?)

「では あらたなる挑戦者よ。決戦の舞台へ すすむがいい」


「挑戦者 アルスにとっては これが第1の決闘になる。
 では 決闘開始!」



     第1の決闘 ネペロ ドラゴスライム×3 (Exp266 G77)


マリベル「とうぜん 相手は チカラを 取り戻してるんだから
      油断しちゃダメよ アルス」


ガボ「アルス。オイラは あの魔法使いを まっさきに やっつけるよ」


(戦闘終了)

「勝者 アルス!
 では あらたなる挑戦者よ 前へ!」

「第2の決闘 はじめ!」


     第2の決闘 ガルシア サンダーラット×3(Exp343 G110)


マリベル「ウデっぷしの強そうな 戦士の相手は あんたにまかせるわ」

ガボ「オイラと アルスで チカラをあわせて あの戦士を 先に しとめようぜ!」


(戦闘終了)

「勝者 アルス!
 では あらたなる挑戦者よ 前へ!」

「第3の決闘 はじめ!」


     第3の決闘 トンプソン マドハンド×3(Exp293 G75)


マリベル「神父まで この決闘に 参加してるなんて 世も末ね・・・」

ガボ「気おくれすんなよ。
   あいつは いつも お世話になってる 神父さんたちとは ちがうぞ!」



(戦闘終了)

「勝者 アルス!
 では あらたなる挑戦者よ 前へ!」

「第4の決闘 はじめ!」


     第4の決闘 ナプト ブチュチュンパ×3(Exp346 G94)


マリベル「どうでも いいけどさ。
      この決闘に 出てる人たちって みーんな 人相わるいよね」


ガボ「相手は 拳法の使い手か。
   なら オイラの技と どっちが すぐれてるか 勝負だっ!」



(戦闘終了)

「勝者 アルス!
 では あらたなる挑戦者よ 前へ!」

「第5の決闘 はじめ!」


     第5の決闘 ドンホセ ストローマウス×3(Exp366 G107)


ガボ「よわそうな男だなあ。あいつには 負ける気がしないぞ」

マリベル「ただ ちょっと 人よりも チカラ持ちなだけってヤツまで
      この決闘に 出てるの?」



(戦闘終了)

「勝者 アルス!
 さあ 次が 最後の決闘だ。みごと 挑戦者をやぶれば アルスの優勝である。
 あらたなる挑戦者は 前へ!」
ネリスがモンスターを引き連れて現れる

「では 最後の決闘 はじめ!」


ネリス「ザジ・・・おまえまで わたしを殺しにきたのかい。
    そうやって よってたかって わたしを いじめるんだね」

ザジ「・・・姉さんは その魔剣のせいで 正気を うしなっているだけだよ。
   でも だいじょうぶ。
   ボクが すくってやるよ」



     最後の決闘 ネリス スライムナイト×3(Exp342 G45)


ガボ「やっぱり オイラ ネリスと戦うのは やだな・・・」

マリベル「ネリスは あとまわしにして
      まずは まわりにいる 魔物から やっつけちゃいなさい。いいわね?」




終わりの始まり

(全ての戦闘が終了。
 この時、体力が回復。戦闘不能のキャラがいても復活する)


ザジ「よくやった!アルス
   魂の剣さえ 取り上げてしまえば 姉さんを救ったも同然だ」

                 →ザジ、アルスが叩き落したネリスの魂の剣を拾い上げる

ザジ「魂よ!わが姉の身に ふたたび宿れ!」ネリスに魂の剣を突き立てる

ネリス「ああああああッ!」

ザジ「これで ボクのときと 同じように 姉さんも 正気に もどるはずだ」


「勝者 アルス!
 すべての決闘に 勝ち抜き 優勝したアルスたちには
 神殿の外へ出る自由をあたえよう」
→魔物が舞台に降りてくる


魔物「さあ 優勝したものたちよ。
   われらが 勝利者のトビラまで みちびいてやろう」

ザジ「まってくれ!まだ姉さんが 目を さましていないんだ」

魔物「それは ならん。
   この場で もたついていると 次の決闘の さまたげになる」

ザジ「そんな・・・」アルスたち、周囲の人々に見守られる中、決闘場の外へ連行される。


ザジ「カシム!
   姉さんを・・・姉さんを たすけてくれ!」


カシム「おう」


(決闘場の奥、閉ざされていた扉の向こうまで連れてこられた時・・・)

魔物「・・・どうした?
   ボケッと つっ立ってないで さっさと歩け」

ザジ「アルス ここで お別れだ。
   いっしょに戦ってくれて ありがとう。うれしかったよ。
   ボクは 姉さんのことが 気になるから いったん 決闘場へ ひきかえす。
   だから キミたちは キミたちの目的を はたしてくれ」

                 →ザジ、連行役の魔物を弾き飛ばして決闘場の方角へ逃走

魔物「逃がすな!とりおさえろ!」→魔物、ザジを追跡



*「お待ちください みなさん!」

(神殿へつながる階段の前、背後から声
 後ろから二人の親衛隊兵を連れてフォズが駆けつける)


フォズ「おどろかせて すみません。
    私を おぼえて おいでですか?
    ダーマの大神官 フォズです。
    私も みなさんとともに 
    ニセの大神官と 戦うために 
    参上いたしました。
    戦いもせず 安全な場所で
    ただ 待っていたとあっては
    大神官の名に キズがつきます。
    さあ 大神官の名をかたる
    魔物を成敗しにいきましょう。」



     フォズが 仲間にくわわった!


フォズ「反乱が 起こっている今が
    ニセの大神官を倒す 絶好の機会です。」


マリベル「今まで 苦労させられた分を まとめて
      にっくきニセの大神官に お返ししてやりましょうよ」


ガボ「オイラは いつでもいいぞ。ニセの大神官を 倒しにいこうぜ」


親衛隊兵1「みなさんの実力のほどは フォズ大神官より うかがっております。
       必ずや ニセの大神官を うちとってくれるものと 信じておりますぞ」

親衛隊兵2「決闘場では 反乱がおこり
       人間と魔物が いりみだれて あちこちで 争っています。
       私たちは 決闘場から 逃げこんでくる魔物を ここで しとめます!」


フォズ「今度は アルスさんたちの
    助力があるのです。
    ニセの大神官とて
    もはや 敵ではないでしょう。」


マリベル「いい?アルス。
      ニセの大神官に なんと言われても あの泉には 入るんじゃないわよ。
      チカラを うばわれるなんて もう2度と ゴメンなんだから」


ガボ「オラ こうふんしてきたぞ!
   とうとう ニセの大神官を とっちめることが できるんだな」



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